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No.3256 市議会報告

2020.03.07

 来週はかなり暖かくなるようです。さいくり線の東武線陸橋下の青毛掘川沿いの濃いめのピンクに染まった桜は満開に近い感じです。なんという種類なのか・・・。近々、この川沿いを歩いてみたいと思います。それにしても、ほとんど雪を見ない異常なほどの暖冬でしたね。

 さて、急にアクセスが増えている様子です。私が何を書くかに関心をお持ちいただいているということで有難いことです。
 3月議会には2つの請願が出ていますが、最初の審議に入ったのは既報の通り「幸手消防西分署の存続を求める市議会決議に関する請願」です。
 5、6日と2日にわたり文教厚生常任委員会で審査をした結果は次の通りです。まず、初日の請願理由説明とそれに対する質疑があった後の2日目は、武藤議員と私の2人が意見を述べることからスタートしました。
 私は意見を述べた後に趣旨採択の提案を付け加えました。趣旨採択というのは、請願の想い(願意)は至極理解するし、同じ思いに変わりはないが、これを採択をするには問題があるので議会としては採択するべきではないという考え方です。委員会所属議員は10名で、委員長以外の9名が賛否の意志表示をすることになります。
 
■委員会所属議員(敬称略)
 小河原(委員長)、武藤、青木、木村、本田、松田、小林英、
 海老沼、四本、枝久保


この請願に対する意見陳述(順に)
 武藤、枝久保
この請願に対する討論陳述(順に)
 枝久保(反)海老沼(賛)本田(反)木村(賛)武藤(反)青木(賛)

■趣旨採択の採決
 (賛成)武藤、本田、小林英、枝久保

  
 賛成少数で趣旨採択は否決となりました。もしも賛成多数であれば、趣旨採択は採択か不採択かということで言えば不採択の領域に入るので、すべての審査がこの時点で終了となります。ところが、賛成少数でしたので、今度は採択か不採択かの採決をとることになるのです。
■採択の賛否採決
 (賛成)青木、木村、海老沼、四本、松田(紹介議員)
 

 ここで委員会として採択可決の結果が出たことになります。この結果、19日の最終日の本会議で議員全員による採決が行われます。

 想うに、事前の雰囲気とは異なり、傍聴者の姿を見て志が変わったと思われる議員がいたように感じられたのが印象深いことでした。もっとも、経験からはけっして珍しいことではないとはわかっているのですが、なぜなんだろう?という想いは拭えません。
 また、前の消防組合議員の武藤、本田のお二人と現議員の私と、3人の消防議員とも考え方が同じだったことが何を意味しているか・・・この辺りのわかりにくい事情と、なぜ私が趣旨採択を提案したかなどについて、より具体的な内容を本会議の終わったあとに示したいと思います。