27日の一般質問は言うべきことが言えたかという自己満足度では80%といったところでした。詳細は次回にと思っています。
さて、コロナリスク対策が慌ただしくなってきました。基本的に政争の具にする事象ではないと思いますが、野党は勿論のこと、そうはさせじのメディアもあるのが解せない日本の不思議といったところです。例えば、オリンピックにしても最終判断をした場合、それがどんな内容であっても政府の対応には常に批判と支持率がついて回るのは間違いありません。しかし、世界の状況を理解すれば一時の余裕もないはずなんですがね。
私は、インフルエンザ対策も合わせて考えると、今回の休校要請は唐突ではないと思っています。要請であって命令ではないのですから最終判断はそれぞれです。小中校は市町村管理、高等学校は県管理ですが、全国どこにも学校を休みにするという決定はこれまで皆無でした。国は厳しいながらも大英断を下したと思います。
ところが、昨日から今日にかけてのメディアは、「唐突過ぎる」「後手を踏んでいる」「見切り発車」「性急な判断」などの文字が言葉や文字として踊る事態に。しかし、そう指摘する輩はどんな対策を打ち出せると言うのでしょうか。たしかに共働きの家庭はどうするとか、支援學校はむずかしいとか細かく考えればいいのだろうが、そうした調整を求めれば求めるほど、逆に後手後手になりかねません。国がリーダーシップを発揮しないから地方をはじめいろいろな面で歪みが出ているというワイド番組もあり、今度は国が一つの指針を示せば唐突だと・・・・。
そうは言うものの、私は政府の対応にひとつだけ不満があります。なぜ、中国や韓国からの入国を禁じなかったのか。その際、帰国希望者を期限を決めて募り、以降は問題が終息するまで入国を認めないよう決定すべきだったと思っています。これこそが、重要な水際対策だったと。しかし、政府は未だにそこのところはのんびりしています。中国、韓国に優しい手を差し出す2Fさんの存在が影響しているものと思っています。
私が疑問を感じる一つの例として、アメリカでアカデミー賞の授賞式があったのは今月10日でした。アメリカではインフルエンザで1万人以上が亡くなっているとのニュースの中、大統領選の集会があちこちで行われている時期でもあります。アカデミー賞では作品賞に韓国の「パラサイト」が英語以外の映画で初めての受賞ということで話題になり、ステージではパラサイト製作者たちが大いに盛り上がる様子がありました。この受賞者たちが、韓国に凱旋帰国をしてまもなく、日本で映画紹介のために来日したのです。時は、韓国での感染猛威がニュースになっていた頃です。今や、感染源の中国に次いで、イタリアと韓国の状況は憂うべくものがあります。
さらには、いまだに習近平の来日に未練を残していることです。とくに会談するべき緊急の場面にはないと思うのですが何故なんでしょうか。しかも国賓扱いで天皇陛下にも謁見する・・・とんでもないことです。オリンピックは日本が終息しても国際情勢によっては中止になる可能性があるのです。感染源の中国の責任は世界で論じられるべきパンデミックの様相を示しつつあるのです。ところが、日本の責任論が中国や韓国で広まりつつあるというではありませんか。韓国では、抗日精神を思い出しコロナウィルスと戦おうとメディアが唱えているほどです。そのままでいいはずがありません。
国内では、何が何でも倒閣批判、国外隣国では何が何でも抗日に結び付けるしまつ。日本政府の甘さはどうしたものかと理解に苦しみます。