2012.04.10
昨日書いたばかりの前号ですが、この鳩山外交の反響は小さくないようです。
安倍晋三元総理の発言がなかなか元気です。三宅さんが安倍さんはもう一度総理を任せてみたい人だと言ってますが、私も同じ思いがしています。最近とにかく活発な活動実態が見られます。
「鳩がカモになった」
政治素人でもわかりやすい対イラン外交におぼっちゃま感覚でのこのこ出かけた鳩が、いいように利用されてカモになったということですが、行けば必ずこうなるとの想定は難しいことではなかったはずなのにです。
その証拠に、こういう事態になることはおよそ推測できていたような委員会質問を山本一太議員がしていたことが今朝のテレビでわかりました。
首相に対して、「行かないように羽交い締めしてでも止めるべきだ!」
首相は、「コミュニケーションをとるように努力します」と。
当の本人は帰国後、「発言にはくれぐれも注意をしてほしいと首相に言われた」とのこと。
ならば、首相は行くことをやめさせる説得をしたのではなく、行く事自体は容認していたということになります。
そして・・・帰って来たらやっぱり大騒動になっていた。
またまた国際外交上で日本は馬鹿にされ、信頼感を失うことに。
外交最高顧問に任じたのはほかでもない野田首相自身なのですね。
行かなければよかった、行かせなければよかったも後のまつりです。
いやいや、本人は行かなければよかったとも感じていないでしょう。
総理大臣をやられた方には失礼ですが、外交上の不手際を繰り返し、とうとうカモにされてしまったからには、総理辞任時に自らおっしゃっていた議員引退をお守りいただくために再度選択肢のひとつに加えていただくのはいかがなものでしょうか、鳩様。