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No.3154 市長の弁明

2019.08.09

 本日、既報の通り記者会見があった後に、緊急招集の形で議員全員に対して市長の弁明の場が設けられました。名目は全員協議会です。4時の予定が30分延びて4時半から。記者会見が収まりつかずに延びたことが原因と思われます。大きなパラボラアンテナのついたメディアカーが2台止まっていました。YouTubeでlive放送していたようで、瞬時に閲覧者のコメントが入る状態だったとか。
 正直、このブログを見るより、まずはこの動画をご覧になって、視聴者の感想を確認いただくのもよろしいかと。

 遅れて委員会室に入って来た市長に、見知らぬ人が付き添って入ってきました。これは、はっきり言ってフライングで、全員協議会という場は、市民の入場さえも認められていない場ですので、何の説明も無しに部外者が入室することは許されないことです。
 その方は、久保豊年さんという弁護士さんでした。議長は認めたと言うのですが、市長の依頼を認めても議会に確認するのは外してはいけません。議会ルールとして悪例になってはいけないという発言によって、一旦退席してもらい改めて議員に諮り入室という形になりました。
 そもそも、この時点で市長の対応は不自然です。議会に弁護士帯同とは自己責任の精神がないも同然でしょう。弁護士さん自体には問題はありませんし、法的にはわかりやすい説明をしていましたが、前代未聞の事態です。もっとも、何から何まで前代未聞だからこそ全国的な関心事になっているのです。
 その後の議員への説明及び質問に対する市長の回答は、記者会見と若干矛盾があるようです。それは整理してまた報告する事でご了承ください。
 一つだけ言っておきたいこととして、事件現場の事情聴取は今後の捜査に任せるしかないのであって、現場確認のようなことを事細かに質問するのは、この段階では適切とは思えません。
 刑事事件の顛末は司法に委ねるしかなく、それとは別に、市長の倫理道徳志向や、今回の公務出張の認識、軽はずみな遊興行動が幸手市民のみならず社会全般から批判されている現実があることについて既に問題は顕在化しているわけです。事件を知った幸手だけでなく全国民までもが感じていることですからね。
 とにかくYouTubeをまずは。
https://www.youtube.com/watch?v=iVRkHigK40c
 弁明の場の状況は、整理した上でしっかり説明したいと思います。議員説明との矛盾は後ほど説明したいと思います。